ネィティブ並みの発音は必要？ーホストファミリーを通して感じるあれこれ①

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我が家はリボンが5才👧、

ミニィが1才4ヶ月👶の時から、

ちょうど4年間、

ホストファミリー👪をしています。

外国人観光客🗼がメインですが、

学会📝✒のために日本を訪れた方、

日本の大学🏫に留学している学生さん、

日本で仕事🏢をしている方、

また

留学生を長期でお預かりすることも。

延べ100人以上👱👲👳💂ホストしました。

手続きが面倒な民泊許可証も

頑張って取りました💪

ホストファミリーを始めた動機は、

子供の英語力アップ目的ではなく、

「私が外国へ旅行したい✈けど、

子連れでは大変

お金もかかるし、、、

じゃあ、おうちに🏡来てもらおう！

色んな国の色んな文化に触れたい！

観光地じゃ出会えない人達と

おうちでゆっくり話せる！」

という短絡的な考えで、

我が家は

人種👳👲👱国籍にこだわらず、

英語ネィティブじゃなくてもWelcome!

でも

日本のホストファミリーは

ネィティブ発音にこだわり、

「英語圏👱からじゃないとホストしない」

という希望が結構あるようです。

そんな我が家に

先月末から

オーストラリアから来た高校生が

5か月間の予定で

家族のメンバーに加わりました。

彼は生粋のオージーではなく、

彼の両親は中国系の東南アジア人。

彼は出生から4才まで東南アジアで暮らし、

4才から６才まで非英語圏のヨーロッパに住み、

６才以降オーストラリアに住んでいます。

彼の両親はもちろん中国語を話せるけれど、

彼は「中国語は難しい」と言い、話せないそうです。

現在の彼の母語は英語。

家庭でも両親と英語で話すそうです。

でも耳の臨界期前の6才で渡豪したにも関わらず、

両親の訛に引きずられるのか、

オーストラリアで6年間日本語を勉強しているためか、

彼の発音は中国語とも日本語とも違う

独特なアクセントが入り、

ネィティブ並みの発音ではありません。

 なので

会話をしていても、

日本人に比べればとても流暢だけれど、

何かを説明するときなどに

フィットする言葉が見つからず詰まったり、

回りくどい表現だったり、

「ネィティブの表現とはちょっと違う」

と感じる場面がよくあります。

私より断然話せる(当たり前ですが)けれど、

英語圏に9年間住んでいても

ネィティブ並みの

発音や英語力を身に着けるのは

簡単なことじゃないんだな、と知りました。

そして ふっと思ったんです。

もし彼がネィティブ並みでない

英語力のまま、

ネィティブ並みの

発音を持っていたら

どうなんだろう？

きっとオーストラリアのネィティブは、

彼の発音を聞いて、ネィティブではないと分かり、

少しわかりやすい言い回しをしたり、

気持ちゆっくりめに話したりするだろうけれど、

もし彼がネィティブのような発音だったら、

ネィティブだと信じ切って、

マシンガントークで攻めるはず。

そして余り話せないと分かったら

ガッカリするのだろうか？

英語圏に9年間住んでいても難しいなら、

うちの子達は到底ネィティブと

同等の英語力は身に付かない。

そうしたら、

ネィティブ並みの発音を獲得するのに注力して、

スカスカの英語力になるよりは、

’Sorry?' と聞き返されないくらいの発音で、

実のある内容を話せる方が良いのではないか？

ならば、

リボンは今ぐらいの発音で十分じゃないか？

(ミニィの発音は まだまだこれから変わっていくし、

改善の余地ありありだけど、、、)

今日は

留学生が買ってきた

日本語のポケモンカードゲームを

英語で遊んでいる二人。

リボンが日本語を英語に通訳して、

留学生が英語でルールを説明する、

何だかシュールな光景

彼はこの先もずっとオーストラリアで

オーストラリア人として生活していく予定で、

「どこの国の人？」と訊かれたら

「オーストラリア」と答えるはず。

日本で生まれ、日本で育ち、

周りも日本人だらけの環境に

ず～っといる私にとって、

’What's your country?' と訊かれても

’Japan!' と迷いなく答えられるけれど、

きっと彼は笑顔で

「ちょっと～わかりません」と

日本語で答えるんだろうな。

彼のような人は世界にたくさんいるわけで、

そういう背景もあることを知ると、

「どこの国の人？」なんて

これからは気軽には訊けないな、

なんて思っています。

彼に会って、

国籍って何だろう？

母語って何だろう？

ネィティブって何だろう???

と考えさせられています。

しっかりと根を張った母語がない彼が、

一番スムーズに会話できるのは英語だけれど、

日本語の代わりに中国語を6年間勉強していたら、

両親とも東南アジアに住む親戚とも、

中国語でもコミュニケーションができたのではないか？

彼にとってその方が良いのではないか？と。

何だかフワフワとしている彼の英語を聞いていると、

我が家に来たアメリカ在住の移民ゲストさんが言っていた、

「4~5才までの親子の会話は母語で徹底的に」

は正しい方法なのかも、

と思ってしまいます。

実は私も

リボンがワールドワイドキッズを受講していた2~3才代に、

できるだけ英語で語り掛けないと!　

と、お粗末な英語力を駆使して頑張っていた時期がありましたが、

英語での語り掛けは必要だったか？というと、

親子の遊びの一つ程度で

頑張るほどの効果はない!

と言い切れます。

なので

ミニィは一切語り掛けなし。

それでも最近、彼女なりに考え、

英語でどう言ったらいいかリボンに訊いたり、

I Can Read! で覚えたフレーズを使ったりして、

彼女のペースで歩んでいます。

母語は親子の会話でバッチリ!

英語はパルキッズで

こそっとインプット。

頑張れミニィ

リボンは実のある英語力を

パルキッズをペースメーカーにしながら

多読で伸ばす。

キーワードは読書。色々なジャンルを。

もちろん読解力も。

リボンの読解力のワークについても、

またお話していきますね

 

こんな感じで

ホストファミリーの とりとめない話も

時々お話していきます。

今回の本は留学生からのお土産。

↑

これを普通にリボンに初見音読させ、

そして彼の説明を聴き、質問に答えるリボンに

何の疑問も持たない彼は、あと数日で出会う

日本の高校生の英語能力に驚くと思います。

その報告も後日

あ~！オーストラリアに行ってみたい！ 

海外が私を呼んでいる～～～～～！

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